「古川家先祖代々のお墓」を建てました。

「今から始めよう、相続対策。
まさかは、突然やってくる!」

ぎふ相続診断士事務所の古川です。

 

今年10月に、古川家のお墓を新しく建てました。

私は古川家の四代目になります。
一代目、二代目のお墓がそれぞれあったのですが、
住職の勧めもあり先祖代々のお墓として、
一つにすることにしました。
そのお墓にようやく父のお骨が入ります。

 

実は、正直に話しますと相続診断士の仕事をするまでは、
ほとんど全くお墓とか、興味はありませんでした。
(ご先祖様に怒られそうですが・・・)

お墓掃除もあまりしなかったし、
父と一緒にしか、こなかったような・・・

ちゃんとお墓と向き合って考えるようになったのは、
「父の死」からでした。ていうか必要にせまられてますよね。
もう亡くなっているんですから。

 

お墓の形態も、いろいろあって
うちのようなお寺の敷地にある墓地とか、
市営墓地とか民営墓地にお墓を建てている方。

 

今は実家を出てしまって、
お墓を守ることが出来なくなってしまった方が
納骨堂や永代供養墓で供養されている方もいらっしゃいます。

 

どれが良くて、どれが悪いのかとか、
人それぞれの事情があって、
やむなく選択されることなので
一概には言えません。

私自身も、どうしようか真剣に迷っていました。

 

私は、この仕事に携わるようになってから
「家系図」というものを作ってみました。

前に家系図らしきものを手書きで、
家族や親戚に聞きながら作ったことはありましたが、
ここまで戸籍謄本を取って、
しっかり作りこんだことは初めてです。

 

自分のルーツを知ることで、自分が生まれてくるまでに
これだけの多くの人々が関わっているだなって改めて気づきました。

 

「この中の誰かひとりでもいなかったら、自分は存在していなかった。」
と、気づいた瞬間に、お墓を建てる決意をしました。

 

もちろん息子にも、この話をしました。
このお墓を守っていってもらう役目は子供たちになるのですから。
心よく聞いてくれてほっとしました。

 

この先、お墓事情も何十年かすれば、
大きな変化をしているでしょう。

 

いろんなカタチは変わっても、
先祖を敬う気持ちや感謝の気持ちは、
変わらず持っていたいものですね。

この記事を書いた人

古川才智英

「相続のこと誰に相談したらいいかわからない」「何から始めたらいいのかわからない」という相続の準備や手続きがわからなくて悩んでいる人のために、自分自身が相続を体験し、大変な思いをしてきたことや学んできたことを活かして、今、相続を考えいる方や悩んでいる方のお力になり問題の解決が出来れば思い、この仕事を始めました。