コロナ禍での父の3回忌で感じたこと

「今から始めよう、相続対策。
まさかは、突然やってくる!」

ぎふ相続診断士事務所の古川です。

 

 

昨日は、父の三回忌でした。
あれからもう2年経ったんですね。早いものです。

 

今回は、このコロナ禍。
第三波の影響もあり、うちの家族だけで済ませてしまおうかどうか、本当に悩んだのですが・・・

 

お墓を新しく建てたのですがお披露目をしていないので、
父の兄弟だけはお呼びしてお寺で集合解散、会食は無し。
といことで、執り行いました。

 

父の兄弟、今現在ご健在でいらっしゃる方が4人みえます。
2人は亡くなられましたが、仲の良い兄弟です。

 

いつもだったら、法要のあとは会食。
30人程の親戚が集まってワイワイガヤガヤと
皆さんがそれぞれ近況を話しながら、情報交換をして
楽しんで過ごしていただく時間がありました。

 

「こうゆう時にしか会えないよね〜」

 

とみんなが、この時とばかりに話し始めるので、
話はつきません。本当に楽しいひと時です。

 

これが大きな意味で家族であり、血の繋がりであり、
一族の姿なんだなと思いました。

 

その楽しみが、このコロナウイルスによって
奪われてしまいました。悲しいです。

 

これは、うちだけのことではなく、
世界中で起こっていることなんですけどね。

 

法要だけでなくお葬式も、
今年一年で急速に簡素化が進みました。
一日葬、直葬なんて今まで聞いたことのなかった
葬儀の形態を耳にするようになりました。

 

「こうゆう時にしか会えないんだよね〜」

 

大きくなった子供たちをみて、
「おばあちゃんによく似てるね!」
とか言って血の繋がりを確信していたのに。

 

それさえもなくなっていく現実。
一族や親戚、血の繋がりのコミュニティーが
どんどん無くなっていく。

なんか、寂しいし悲しいですよね。

 

 

一族、親戚の冠婚葬祭。
どんどん簡素化や縮小化されていますが、
大事なことなんだなって、改めて感じました。

 

1年先か2先かわからないですが、
コロナがおさまった時には、
また、みんなで集まって騒ぎましょうね!と
約束をして、解散をしたのでした。

 

この今の状態が、未来の常識にならないように祈るばかりです・・・

この記事を書いた人

古川才智英

「相続のこと誰に相談したらいいかわからない」「何から始めたらいいのかわからない」という相続の準備や手続きがわからなくて悩んでいる人のために、自分自身が相続を体験し、大変な思いをしてきたことや学んできたことを活かして、今、相続を考えいる方や悩んでいる方のお力になり問題の解決が出来れば思い、この仕事を始めました。