「相続相談」って、どんな方がみえるんですか?

私は相続診断士として主に「相続の悩み」について相談をお受けしております。

相続の対策をやらないといけないけど、
「なにからやっていいのかわからない」
「それを誰に相談したらいいのかわからない」

そういった「相続」を考え始めた方への
最初の相談窓口「初めての相続相談」をお受けしています。

いろんな相談が舞い込んできますが、私のところにご相談に来られる方、実は40〜50歳代の女性の方が圧倒的に多いんです。

相談内容の1位は、親の相続ですね。
「もう80歳近くなってきて身体も弱くなってきてます。そろそろ終活を始めてもらいたいがなかなかやってくれないので・・」とか「相続についてなにかこちらから働きかける方法はないでしょうか」
よくこういったご相談をいただきます。

不安ですよね、ある日突然親が倒れたら。
何がどこにあるのかわからない。
どうしたらいいのかわからない。

相談初回は、娘さんの想いや不安をしっかりお聞きします。
次回は、親さんとご一緒にお越しいただいてお話しをお聞きします。
相続をするのは親さんですからね。本人の想いが大切です。
そうすることで「こどもへの想い」と「親への想い」がわかります。

双方の想いが違っていること、往々にしてありますね。そのすり合わせを納得いくまでしていただきます。そこで自分たちが話し合って出した結論をもとに、相続の対策をご一緒に考えて行きます。私はいつもクライアントさんに寄り添います。方向性はあくまでもご相談者様とそのご家族が決めていく。
私はその道先案内人なのです。

「第三者をなかに入れる」って大事なんです。
親子ってあまりに近すぎます。言いたいことをストレートに言えてしまう。
第三者が間に入ることで、話がまろやかになっていくんですよね、不思議なことに。
(そうならないことも、もちろんあります)

でも、この一歩を踏み出すことが、大事な一歩になるんです。
この小さな一歩の積み重ねで、大きな悩みを解決していくことができるんです。

ぜひ相談してみてください。
「動かない」と思っていたモノが、「意外に簡単に動く」かもしれません。


この記事を書いた人

古川才智英

「相続のこと誰に相談したらいいかわからない」「何から始めたらいいのかわからない」という相続の準備や手続きがわからなくて悩んでいる人のために、自分自身が相続を体験し、大変な思いをしてきたことや学んできたことを活かして、今、相続を考えいる方や悩んでいる方のお力になり問題の解決が出来れば思い、この仕事を始めました。