お母さん、最近ボケてきた??

もしかして?認知症?

会話がなんか、噛み合わない???
親と電話してて、そう思ったことありませんか?

耳が遠くて聞こえづらく、
適当に合わせているぐらいならいいんですけど。

うちの母親がそうでした。
さっき話したこと、また話してる・・・

「その話し、さっき聞いたよ」
「そうだっけ、ごめんごめん」

なんて会話からでしたね、認知症の始まりは。

その時代は、まだ「痴呆、ボケ」とか言ってて
今のように心療内科とか認知症の専門病院などなくて
精神科だったので、なかなか本人を連れていくことが
できなかった記憶があります。


でも、遅かれ早かれ「認知症」はやってくるものと思って
その時に「備える」ことに越したことはありません。
最近は、「認知症」を相談できる病院がたくさんありますから。

高齢者向け施設・住宅を見学しておく

私の母が認知症と診断されてから、やっと施設を回りました。「施設」と一言に言っても、デイサービスだったり、
ショートステイであったり、老健、特養、ケアハウス、
有料老人ホーム、サ高住・・・

とにかく最初は、まったくわかりませんでした。
そうですよね、まったく興味なかったし、
まさかお世話になるなんて思ってもみなかったし。

そう、ケアマネさんにもよく相談に行きました。
2〜3回、転勤等で人が変わりましたが、
言いにくいですですが、一生懸命やってくださる人と
そうでない方の差はありますね。

そのケアマネさんから情報をいただいて
また、施設を見て回りました。

知識が入ると、みる観点が違うので勉強になります。
大事なのは、施設の「雰囲気」だったように思います。

そこに住んでいる人たちや、看護師ている人たち。
会話や、看護の様子を観察しました。
大事な「親」預かってもらうところなので
慎重に選ぶべきだと思います。

公的施設と民間施設

高齢者向け施設・住宅には大きく分けて
公的施設と民間施設があります。

公的施設は比較的安価で、
費用や入所要件が決められています。
特別養護老人ホーム(特養)や介護老人保険施設(老健)は、入所の時の一時金は不要です。

収入等に応じて居住費や食費の自己負担限度が設定されて、施設によっては、看取り対応も対応しているところもあります。

特養は、入所したらそのままずっといられますが、
老健はリハビリ施設なので、3ヶ月ぐらいに一回自宅に
帰ることになります。(そうでないところもあります)

民間施設は、有料老人ホームやサ高住というとこるになります。介護サービス付きのところもあれば、必要に応じて外部の訪問介護をお願いして受けるところもあります。
料金設定は公的施設から見れば、少し割高になります。

私が探していて感じたのは、
田舎で探したときは、少ないように思いましたが
ここ岐阜市内には、思ったよりたくさん施設が
あったように思います。

できれば安い方がいいし
自分の住んでいる場所から近い方がいいし
何より「雰囲気」がいいところ。
しっくりくるところ。
見極めができます。

こうやっていろいろと見ておくことで
いざという時に、あわてることなく
判断ができると思います。

「まだ元気そうだから大丈夫かも」
と思っている今だからこそ
いろいろ見てまわりましょう。





この記事を書いた人

古川才智英

「相続のこと誰に相談したらいいかわからない」「何から始めたらいいのかわからない」という相続の準備や手続きがわからなくて悩んでいる人のために、自分自身が相続を体験し、大変な思いをしてきたことや学んできたことを活かして、今、相続を考えいる方や悩んでいる方のお力になり問題の解決が出来れば思い、この仕事を始めました。