親を施設にいれることは「悪」なのか?

「今から始めよう、相続対策。
まさかは、突然やってくる!」

相続診断士事務所の古川才智英です。

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自分の親が認知症になった時に、
施設へ入れることは悪いことなんでしょうか?

私の母親は認知症でした。
70歳を超えた頃からだったと思います。
父は、そんな母と一緒に実家で二人暮らしをしていました。

デイサービスとショートステイは使いましたが、
入所はしていませんでした。

母の認知症も徐々に進んでいくにつれ、
父も徐々に母の介護が辛くなってきたように感じました。

「入所させようか」と父に言っても、
父は「入所させるのはぜったい嫌だ!」
と言って聞きませんでした。
一緒に居たかったのか、申し訳なかったのか・・・

今思うと父は、母の介護が体力的にも精神的にも
限界を超えていたような気がします。
無理にでも入所させた方が父のためにもよかったのではと思っています。
なんとか父を説得して、母には施設に入ってもらいました。

昔は家族が家族を介護するのが、当たり前だったかもしれません。
(そういった施設がなかったからかもしれないですが)

今は、介護をしてもらえる施設があります。
それを利用することによって、介護の負担が無くなって、
大好きな母を怒ることもなく、穏やかな気持ちで会いに行けました。

昔とは生活パターンや働き方が変わってきています。
時代とともに介護のあり方も変わってきています。

「親を施設に入所させること」
後めたい気持ちがあって、なかなか踏ん切りがつかない・・・

でも、私はこれでよかったと思っています。
私のことが誰だかわからないのですが、
会いに行くと、いつもニコニコと笑ってくれました。

冷たく思われるかもしれませんが、
家族が介護という重荷を背負ってしまうことは
大変危険だと私は思います。
「誰かに頼れることは、頼る」

私は、それでいいと思います。

最後まで読んで頂きありがとうございました!

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まだまだ元気だから大丈夫!なんて思っていませんか? 

でもね、相続対策は、元気な時にしかできないんです!
「その時」は、いつか、必ず、突然に、やってきます。
でも「その時」では、もう何もできないんですよ。

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この記事を書いた人

古川才智英

中日本自動車短期大学自動車工学科卒業後、某トヨタ系ディーラーに入社し30年間勤務後退社。その後個人事業で自動車販売修理業を始めるが、父の闘病、余命宣告、”死”を目の前に感じた。そして土壇場で焦りながら相続対策をしたことをキッカケに相続業界へ足を踏み入れることになる。郡上市出身、岐阜市在住。