ずっと前に亡くなったお父さん名義の土地

今から始めよう、相続対策。
まさかは、突然やってくる!」

ぎふ相続診断士事務所の古川才智英です。

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「ずっと前に亡くなったお父さん名義の土地」

以前、相続コンサルをさせて頂いたクライアントさんのお話しです。

クライアントさんは80代後半の女性で
生前整理からの相続相談でした。


長男である弟さんが亡くなり、
その息子さんが相続手続きをされていて、
ある土地が、おじいさんの名義のまま
残っていたことに気づかれました。
次男もすでに亡くなっていて、
そのお子さんが二人、相続人は全員で6人でした。

遺産分割を全員に連絡を取ろうとするも、
次男のお子さんのお一人が連絡が取れない・・・
ようやく見つけ出し連絡をとったら、
今度は法定相続分の現金を要求された・・・

あるんですよね、この展開。
土地はすぐには売れないし、もらっても後が困るし・・・

最終的には、長男の息子さんがその土地を相続されて、
他の相続人は放棄、次男のお子さんには、
やむなく相続分のお金を渡されて解決されました。


何がいけなかったのか?

お父さんが亡くなったときに相続登記をしていなかったから。
山とか畑とか。誰もいらない負動産。
実家から離れていると見えないので余計に放置されます。

現在では、相続を知った日から
3年以内に登記するよう義務化されました。
このように放置してある土地が、あまりにも多いからなんですね。
また、こういった相続をめぐるトラブルが増えてきたからんです。

土地の相続は、こういった問題がよくあります。
これは、不動産というのは分割しにくい、
お金になりにくい、流動性が非常に悪いんです。

では、とりあえず共有で登記しておけばいいのでは?
これも非常に危険です。後々揉めるもとになるんです。

こういったことにならないようにするには?
生前対策、相続対策を早めにやることなんです。
自分の土地、財産をどうするか?
ちゃんと決めておくことが必要なんです。

「何もしない」は、揉めるもとを作ります。

まずは、エンディングノートに、財産を書き出し
ご自分で財産の把握をするところから初めてみませんか。

「不動産の価格、実際いくらなのかわからない」と思います。
その時は、相続の専門家にご相談ください。
しっかりサポートさせていただきます。

最後まで読んで頂きありがとうございました!
 

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まだまだ元気だから大丈夫!なんて思っていませんか? 

でもね、相続対策は、元気な時にしかできないんです!
「その時」は、いつか、必ず、突然に、やってきます。
でも「その時」では、もう何もできないんですよ。

今から、相続対策やってみませんか。
ご家族と一緒に。

*個別相談はこちらへhttps://gifusouzoku.com/contact/





この記事を書いた人

古川才智英

「相続のこと誰に相談したらいいかわからない」「何から始めたらいいのかわからない」という相続の準備や手続きがわからなくて悩んでいる人のために、自分自身が相続を体験し、大変な思いをしてきたことや学んできたことを活かして、今、相続を考えいる方や悩んでいる方のお力になり問題の解決が出来れば思い、この仕事を始めました。