親に「相続」の話をする前に・・・①

「今から始めよう、相続対策。
まさかは、突然やってくる!」
ぎふ相続診断士事務所の古川です。

 

この仕事をしているとこんな言葉、よく耳にします。

 

「親と相続の話をしたいけど、
なかなか言い出せないんだよね〜。
     死ぬこと前提だからね…」

 

「少しでも財産の話をしようものなら
なんか勘違いされて・・・」
「親の財産あてにするな!」なんて言われて。

「誰もそんなこと考えてないよ!」

と言い返したからもう聞けない・・・

 

ありがちな話です。
高校までは、実家で親と一緒に住んでいたのに
大学からは家を出て、一人暮らし。

それからというもの実家にはあまり帰らず
そのうち結婚して、子供が生まれ、家を建てて。

親とは、何十年も離れて暮らしているし
年に数回実家に帰る、電話もいつしたことか
今更、意思の疎通なんてあったもんじゃないねー。

 

そんな関係なのに、
いきなり「相続」とか「財産」なんて言ったところで
聞いてくれるはずはないでしょう。

一度出来てしまった溝は、
簡単には埋まりません。

そのために、親子関係を再構築しなければ・・・
少しずつ、焦らず、時間をかけて、
埋めていくしかないでしょう。

 

親は、自分のからだの衰えを感じてきたりすると
これから訪れる未来がすごく不安になるものです。
元気がなくなり、ため息が多くなってくると危険です。

 

こうなる前に、
親が元気な時にやるべきことがある。

 

これまで自分がやってきたこと、
話をしてきたこと、
心がけてきたことなどを
このブログに書いていこうと思ってます。


少しでも、参考になればといいなと思います。


お父さん、お母さんが、
明るく元気でいられるよう、
親から相談してきてもらえるような関係が
築けたらいいなって思います。

この記事を書いた人

古川才智英

「相続のこと誰に相談したらいいかわからない」「何から始めたらいいのかわからない」という相続の準備や手続きがわからなくて悩んでいる人のために、自分自身が相続を体験し、大変な思いをしてきたことや学んできたことを活かして、今、相続を考えいる方や悩んでいる方のお力になり問題の解決が出来れば思い、この仕事を始めました。