親活のススメ

今までも、親の就活についていろいろブログにも
書いてきました。

これ、自分の終活じゃないから、難しいですよね。
親に必要性を話してもわかってもらえないこと、
理解してもらえないことありますね。
私は自分の親で、たくさん体験させていただきました。

当然だと思ってます。
今まで実家に寄り付かなかった息子が
いきなり現れて、あーしろ、こーしろなんて
言ったって、ゆうこと聞くはずがない。

自分がもし、逆の立場になったとしたら、
今、子供たちに終活しろ、なんて言われても
絶対やらないだろうな、と思います。

自分自身が、”必要”と強く感じないと
無理だと思います。

親に”死”というものを、
強く感じてもらうチャンスは、
テレビ、芸能ニュースで流れる、
芸能人の”死”だったと思います。

「お父さんの好きな〇〇さん、死んじゃったね。
かわいそうだね・・・

でも、あの人ちゃんと終活してたんだって、
遺言書とか残して。さすがだね。

この前亡くなった△△さんは、
何にもしてなくて突然亡くなったから
もう大変だったみたいよ、
子供たちがもめちゃって。
今だに解決してないみたいだし。」

テレビを見ながら、よくそんな話題を
父にふってました。
少しずつ、やんわりと洗脳して行きました、私は。

そんな努力の甲斐あってか、車に乗らなくなったり、
通帳を預けてくれたり、家の中のものを片付けてくれたり
してくれましたね。

最終的には、遺言書を書くことの理解も早かったです。

時間はかかりますけど、
一度家を出て、離れてしまった気持ち、
盆と正月しか実家に帰れなかったら
そりゃココロも離れますよね。


信頼関係を取り戻すには、少し時間はかかりますが
諦めず、根気よくココロの距離を
ちぢめることからだと思ってます。





この記事を書いた人

古川才智英

「相続のこと誰に相談したらいいかわからない」「何から始めたらいいのかわからない」という相続の準備や手続きがわからなくて悩んでいる人のために、自分自身が相続を体験し、大変な思いをしてきたことや学んできたことを活かして、今、相続を考えいる方や悩んでいる方のお力になり問題の解決が出来れば思い、この仕事を始めました。