手続きに時間がかかる
まず、遠く離れているので、遺産分割協議などを
話し合う機会がなかなか取れないということがありますね。
帰国を待って、一気に手続きを進めることになります。
何かと時間がかかりそうです。
コミュニケーション不足が心配
実際に会って話すことができないので、
相続人同士での考え方の温度差が出来てしまって
話し合いもスムーズに進まなくなる可能性もあります。
どうしても、電話やメール、LINEとなると
顔を見ていない分、感情が伝わらなくて
誤解が誤解を生んでいく負の連鎖が始まります。
スムーズに進むように遺言書の作成を
日頃から家族間のコミュニケーションを
取っておくことが大事になります。
相続に関することも親の方から積極的に話せるような
関係つくりをしていったらどうでしょうか。
こちらの希望を伝えながら、子供たちの反応を見て
今後のことを考える。
子供たちそれぞれに話をして
要点をまとめながら、終活ノートに書き残しながら
最終的に、遺言書を作成することがいいでしょう。
遺言書は、公正証書遺言で作成して
法的に問題ないものを残してあげることが
相続人、家族の負担が少なくなります。
海外の子供さんにとっても
相続時の手続きの負担がかなり減ることになりますね。