親にとっては、
いくつになっても子どもは子ども。
いろいろ気になるし、
「子どもたちの役に立ちたい」といつでも思っています。
多くの親がオレオレ詐欺に騙されるのは、
この気持ちが強いからだと思います。
そうゆう気持ちが強ければ強いほど、
何か自分に悩みがあっても、
子どもに迷惑をかけてくないからと、
ひとりで悩んでいるのかもしれません。
だから、子どもたちの方から
話をしていく、コミュニケーションを
積極的にとっていくことが必要たと思います。
例えば、
実家に帰ると、部屋にモノが溢れてませんか?
なんでもかんでも
すぐに手が届くところにモノがある。
モノを取りにいくことが
おっくうになってしまうので
つい近くに置いてあったり、
大事なものがいっぱいありすぎて
引き出しに仕舞えなくなる。
いろんな”モノ”が家の中に
散乱するようになってきます。
「昔はキレイ好きだったくせに、なんで?」
なんて思いますが、これも老い。
こちらが受け入れてあげることが大切です。
「昔はちゃんと片付けて、整理してたのに、なんで?」
なんて責めないで、一緒に片付けてあげる、
そんな大きな気持ちの余裕が欲しいですね。
怒る前に深呼吸。
歳を取るとモノに対しての思い入れが
大きくなるようです。
誰かにもらったから、とか
今は使わないけどいずれ使う時がくるから、とか
いるのか、いらないのかの
判断がつかなくなってくるのです。
まず子どもたちは「親の老い」というものを、
ちゃんと受け止めてあげることが大切。
腹を決めて時間をかけて一緒に片付ける。
ちゃんとモノの物語を聞いてあげることで
とっておくモノ、そうでないモノを
区別していけると思います。
ちゃんと物語を聞いた後、どうするかを決める。
しまっておきたいモノと、そうでないモノ。
「捨てる」のは、ハードルが高そうなので、
「欲しいのならあげる」と言わせれば
持っていってこっそり捨てることも出来ますよね。
そんなことを話しながら、安心してもらえば
本題の話をしていくことができるのではないでしょうか。