先祖を訪ねる

前にも何度か、ご先祖さまを訪ねていたことをブログに書いたことがあるのですが、
それは父方のご先祖さまのお話しだったので今回は、母方のご先祖さまを訪ねてみました。

母の実家のお墓は、二つ並んで立っています。一つは、昭和に建てられたものですが、もう一つは、「文化二年」と書いてあります。

西暦で言うと1805年、第十一代征夷大将軍徳川家斉の江戸時代なんですね。そんな古い古いお墓がここに存在するんです。何代もの「河合家」(母の旧姓)の人たちにずっと守られてきたんですね。

なんかすごいなー!と、ひとり感動してました。


「これからお母さんのお母さんのご先祖さまに挨拶してきますので、どうか巡り合わせてください」と、お願いをして、戸籍謄本に書かれている住所を目指しました。

昔の番地は当てにならないというか、区画整理等で変わってしまっていてその住所はありません、でもそれは想定内。表札見て苗字が同じなら飛び込んで聞いてみました。

と言うわけで、5軒ほど入ってみました、田舎なので(と言うわけではないですが)皆さんいい人で本当によかったです。

こちら側も、飛び込みで訪ねるのは結構勇気入りますよね。
反対に、こられた側は、「最近飛び込みで訪ねてくるヤツは、危ないヤツしかいない」(笑)なんて誰でも思いますよね。

そんな中、お茶まで出していただいたところもありました。
こんなコロナの時なので迷惑にまらないよう、マスクはしっかりして家には入らず、外でお話しさせてもらいました。

また、表札みて同じ苗字ならお話をお聞きしてます、と話をしていたら、

「地域のタウンページなら名前と住所が書いてあるから、これ使えば効率よく回れるよ」なんて言われて渡されました。嬉しかったです。

そんなこんなで、いろんな方の手助けをいただきながら、なんとか母の母の母の実家にたどりつくことができました。そちらにも先祖代々のお墓があり、お参りをさせていただきました。

今回は、私の息子も同行しましたので、一緒にお参りしました。
これもご先祖さまのことを伝える、「相続する」ことができました。

こうやって、またいつか、ご先祖さまの話になった時息子は、
「そういえば昔、親父に連れて行ってもらったことがある」
そう言いながら、自分の子供を連れてお墓参りに行く。

なんてことが引き継がれると嬉しいなって、思います。

今回の訪問は、かなり情報が取れましたので、きちっと家系図を作成して、子孫に残そうと思います。

この記事を書いた人

古川才智英

中日本自動車短期大学自動車工学科卒業後、某トヨタ系ディーラーに入社し30年間勤務後退社。その後個人事業で自動車販売修理業を始めるが、父の闘病、余命宣告、”死”を目の前に感じた。そして土壇場で焦りながら相続対策をしたことをキッカケに相続業界へ足を踏み入れることになる。郡上市出身、岐阜市在住。