これも「相続」ですね。

ぎふ相続診断士事墓所の古川です。

節分も過ぎて、新しい年、「辛の丑」が始まりました。

皆さんの所には、新しい風が吹いてますか?

 

 

私の母は、施設に入所しているのですが

最近はコロナの影響で、なかなか会うことが出来ません。

 

近くの施設でコロナが出てしまったので、

面会もけっこう厳しくなってます。

 

それはそれで、しょうがないことなんですが、

やはり会えないのは寂しいですね。

リモートのサービスでもあれば、嬉しいんですが・・・

 

最近、母が認知症になる前に、

「ちゃんと聞いておけばよかったな」って思うことがよくあります。

 

例えば、母の特製コロッケ。

半端なく美味い。

パン粉を付けないであげるんですよ。

 

私が小中学校の食べ盛りの頃には、

何十個と揚げてくれました。

 

あの味を作ろうと思っても、作り方がわからない。

「あー、あの時聞いておけばよかった」

 

 

春になると思い出す。

「朴葉ずし」「朴葉もち」

よく作ってくれました。すごく美味しかったな。

 

スーパーで売ってるので買って食べるのですが、

「なんか違う・・・」

 

 

「母の味」ってあるんですね。

「あー、あの時聞いておけばよかった」

 

ってことに、皆さんはならないように

よく聞いて、よく話して、レシピ残してくださいね。

 

これも「味の相続」なんですよね。

 

 

 

 

 

 

 

この記事を書いた人

古川才智英

中日本自動車短期大学自動車工学科卒業後、某トヨタ系ディーラーに入社し30年間勤務後退社。その後個人事業で自動車販売修理業を始めるが、父の闘病、余命宣告、”死”を目の前に感じた。そして土壇場で焦りながら相続対策をしたことをキッカケに相続業界へ足を踏み入れることになる。郡上市出身、岐阜市在住。