おじいちゃんからの相続

ぎふ相続診断士事務所の古川です。

 

一年ほど前、クライアントから

「私はこの前、免許証を返納したんだけど、

私が乗ってた軽トラを、孫が乗るんで車検をやって欲しい」

と連絡がありました。

一応私はクルマ屋さんでもあるので、お受けしました。

 

15〜6年は経っている軽トラで、

車両価値としては、0円ですが・・・

少々古いですが、きれいに乗ってあります。

そして、まだまだ現役でバリバリ走ります。

 

これも相続なんですね。

 

代々受け継ぐなんて大それたことではないですが、

たかが軽トラ、されど軽トラです。

最近の若い人は、あまりクルマに興味がないみたいですが、

軽トラであっても貴重な移動手段ですよね。

学生なので通学に使われるようです。

 

あれから少ししてクライアントさんは、お亡くなりになったのですが、

「お孫さんがちゃんと引き継いでます。安心してくださいね。

事故が無いように、見守っていていてくださいね。」

なんてお願いしちゃいました。

 

おじいさんからのいただきもの。

お孫さんも大切に使われることでしょう。

この記事を書いた人

古川才智英

中日本自動車短期大学自動車工学科卒業後、某トヨタ系ディーラーに入社し30年間勤務後退社。その後個人事業で自動車販売修理業を始めるが、父の闘病、余命宣告、”死”を目の前に感じた。そして土壇場で焦りながら相続対策をしたことをキッカケに相続業界へ足を踏み入れることになる。郡上市出身、岐阜市在住。